ウッドデッキのある家のメリットは?おしゃれな施工事例も紹介

ウッドデッキのある家のメリットは?おしゃれな施工事例も紹介

この記事では、ウッドデッキのある家に住むメリット・デメリットについて解説します。

ウッドデッキのある家は、多くの家庭にとって憧れの存在です。家族でのくつろぎの場や、子どもやペットの遊び場として、多目的に活用できる魅力的な空間となります。ウッドデッキを設置したり、維持したりする際はさまざまなポイントを考慮することが大切です。

そこで、この記事ではウッドデッキのある家で参考にしたい、おしゃれな施工事例も紹介します。より快適に利用するためのポイントも紹介していくので、ウッドデッキを取り入れた家づくりを検討している人は、ぜひ最後までお読みください。

【この記事でわかること】

● ウッドデッキのある家を建てるメリット・デメリット

● おしゃれなウッドデッキのある家の施工事例

● ウッドデッキをより快適に利用するためのポイント

そもそもウッドデッキとは?

ウッドデッキとは、家の外に設置される木製のデッキのことです。

ウッドデッキは、リビングなど室内と同じ高さで外に続くスペースとして設置され、家の中と外をつなげる役割を果たします。リビングが広がったような開放感を得られるでしょう。

ウッドデッキは、屋外でのくつろぎスペースとして、家族との団らんやバーベキューなどを楽しむためによく利用されます。

また、鉢植えの植物やガーデニングを楽しむ場所としても利用可能です。

ウッドデッキのある家を建てるメリット

ここでは、ウッドデッキのある家を建てる5つのメリットについて解説します。

  • 子どもやペットの遊び場になる
  • 家族と過ごす時間が増える
  • 洗濯物を干すスペースとして活用できる
  • リビングが広く感じられる
  • 資産価値の向上につながる

順番に見ていきましょう。

子どもやペットの遊び場になる

ウッドデッキは、子どもやペットの安全な遊び場として活躍します。

小さな子どもなら、ウッドデッキに出れば自然を感じながらのびのびと遊べます。遊ぶ様子をリビングから眺められ、フェンスや手すりで囲めば外に飛び出してしまう心配が少なく、安心できるでしょう。

また、ペットがいる家庭では、外での散歩が難しいときでもウッドデッキが運動や日向ぼっこのできる場所となり、ストレスを解消する場所になります。

ウッドデッキはデッキの広さや設計を工夫すれば、砂場やプールなど、季節によって異なる遊びが楽しめるのが大きな魅力です。

家族と過ごす時間が増える

ウッドデッキがあると、家族と一緒に過ごす時間をより楽しめるようになります。

例えば、天気の良い日にウッドデッキで朝食を取ったり、夕方にのんびりとカフェ気分を満喫したり、夜に家族全員でバーベキューを楽しんだりすることが可能です。

ウッドデッキは、家の外にもう1つのリビングスペースになります。春や夏には風の涼しさ、秋には紅葉を楽しめ、四季折々の風景を家族で共有できるため、家族団らんに適したスペースといえます。

ウッドデッキを設置することで、室内では得られないリラックス空間を演出できるでしょう。

洗濯物を干すスペースとして活用できる

ウッドデッキは、洗濯物を干すスペースとしても便利です。

一般的に、一階に洗濯機があり二階のベランダで洗濯物を干す家庭では、干す過程で階段の上り下りが発生するため、非常に負担が大きくなります。しかし、洗濯機からすぐにアクセスできる場所にウッドデッキがあることで、洗濯動線が短縮され、家事の効率が上がります。

ウッドデッキに手すりを設置すれば、布団やマットを干すときも困りません。屋根付きのウッドデッキであれば、急な雨でも洗濯物が濡れる心配が少なく、安心して干せるでしょう。

リビングが広く感じられる

ウッドデッキがリビングと段差なくつながり一体化していると、室内空間を広く感じさせる効果があります。

デッキとリビングをつなぐ大きなガラス窓を設置することで、視界が広がり、部屋全体がより広く見えるようになるでしょう。

また、ウッドデッキを通して庭や外の景色が楽しめるため、家の中にいながらも自然を感じられ、リラックス効果があります。天気が良い日はウッドデッキに椅子やテーブルを出すと、リビングがさらに広がったように感じられるでしょう。

資産価値の向上につながる

ウッドデッキのある家は、家全体の価値を高める要素の1つとなります。特に、屋外空間をリビングのように有効活用できる設計は、将来的な資産価値の向上につながる可能性があります。

ウッドデッキがあることで、他の似たような物件よりリビングの広がりを感じられ、好印象になるでしょう。また、ウッドデッキを撤去すれば十分なスペースが生まれるため、庭などにも有効活用できるため、価値を感じる人が多くいると考えられます。

ウッドデッキのある家を建てるデメリット

ウッドデッキのある家には多くのメリットがある一方で、以下のデメリットもあります。

  • 定期的な掃除やメンテナンスの手間がかかる
  • 庭のスペースが狭くなる場合がある

順番に解説します。

定期的な掃除やメンテナンスの手間がかかる

ウッドデッキは屋外に設置されるため、天候や環境の影響を受けやすいといえます。木材は雨や日差しによる劣化が早く、定期的な掃除やメンテナンスの手間がかかるのがデメリットです。

例えば、ウッドデッキやその周辺には落ち葉やほこり、泥が溜まりやすいため、定期的に掃除を行う必要があります。特に、季節の変わり目や雨の多い時期には、こまめな掃除が必要です。

また、木材が劣化しないように、数年ごとに塗装や防腐処理を行うことが推奨されます。作業を怠ると、木材が腐食したり、見た目が悪くなったりすることがあります。

庭のスペースが狭くなる場合がある

ウッドデッキを設置することで、庭のスペースが狭くなるおそれがあります。特に、限られたスペースに家を建てる場合、ウッドデッキが庭全体を占めてしまうことも考えられます。

ウッドデッキを設置すると、庭の大部分が他の用途に使えなくなることがあり、ガーデニングや家庭菜園を楽しむスペースが減少するでしょう。

また、庭が狭くなると家の周囲に圧迫感が生まれることもあります。特に、家と庭のバランスが悪くなると、開放感が失われることがあるため注意が必要です。

おしゃれなウッドデッキのある家の施工事例

ここでは、TATTA!が実現したウッドデッキのある家の施工事例を3つ紹介します。

  • ナチュラルスタイルのロフト付き平屋モデル
  • グレーの外壁がお洒落な家族がくつろげるお家
  • 木の温もりが感じられる遊び心ある家

順番に見ていきましょう。

ナチュラルスタイルのロフト付き平屋モデル

※出典:ナチュラルスタイルのロフト付き平屋モデル〜藤枝店〜|建築事例|TATTA!

ナチュラルスタイルのロフト付き平屋モデルは、高い天井で広々としたリビングが特徴の施工事例です。リビングからウッドデッキへつながっており、リビングの開放感が際立っています。

ウッドデッキには、目隠しフェンスも設置されています。そのため、子どもが元気に遊んでいる様子をリビングから眺める際も、周囲の目を気にする必要はありません。

リビングには趣味の部屋や収納として活用できる7.5帖のロフトも付いているため、ウッドデッキも含めて家族団らんの中心となるリラックス空間に仕上がっています。

グレーの外壁がお洒落な家族がくつろげるお家

※出典:グレーの外壁がお洒落な家族がくつろげるお家〜豊橋店〜|建築事例|TATTA!

グレーの外壁がお洒落な家族がくつろげるお家は、トレンドカラーであるグレーの外壁と白の窓枠、ブラウンのウッドデッキがおしゃれに仕上がっているのが特徴です。

ウッドデッキは縁側のように座って使用できるため、使い勝手も非常に優れています。

また、モダンな色合いでまとまったLDKから段差なくウッドデッキにつながっており、広がりや明るさを感じられる設計になっています。

木の温もりが感じられる遊び心ある家

※出典:大磯町 木の温もりが感じられる遊び心ある家|建築事例|TATTA!

木の温もりが感じられる遊び心ある家は、二階のバルコニーがちょっとしたウッドデッキにもなるのが特徴です。

バルコニーは洗濯物干しが屋根の下にあるため、外出中の急な雨でも洗濯物が濡れる心配がありません。バルコニーには木材を使用しており、椅子やテーブルを置くことでウッドデッキとして活用可能なスペースになります。

LDKにはストーブもあるなど、施主のこだわりが各所に見られる家に仕上がりました。

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ウッドデッキをより快適に利用するためのポイント

ここでは、ウッドデッキをより快適に利用するための設計のポイントを3つ解説します。

  • 目的を明確にして設計する
  • 目隠しフェンスなどでプライバシーを守る
  • 外観や好みに合った素材を選ぶ

順番に見ていきましょう。

目的を明確にして設計する

ウッドデッキを設置する際には、まず利用目的を明確にすることが重要です。

なぜなら、目的によってデッキのサイズや形状、設備が異なるからです。目的を明確にすることなくウッドデッキを設計すると、使い勝手の悪い中途半端なスペースになるおそれがあります。

目的の例としては以下が挙げられます。

  • 子どもの遊び場
  • 家族で食事を楽しむスペース
  • リラックスできるアウトドアリビング

例えば、子どもの遊び場にする場合は、安全性を考慮した手すりやフェンスの設置が必要です。また、柔らかい素材の床材を選ぶと良いでしょう。

食事スペースとして活用するなら、テーブルや椅子を置ける広さや日差しや雨を避ける屋根がおすすめです。また、リラックススペースとして活用するなら、ソファやハンモックを置くスペースや照明の工夫が必要になるでしょう。

目隠しフェンスなどでプライバシーを守る

ウッドデッキは、目隠しフェンスや植栽を利用してプライバシーを確保することが大切です。なぜなら、ウッドデッキは屋外にあり、近隣からの視線が気になることがあるからです。

ウッドデッキの周囲に目隠しフェンスを設置すれば、外部からの視線を遮り、安心して過ごせるでしょう。風よけにもなるため、快適性が向上します。

自然な目隠しとして、背の高い植物や木を植えることで、緑に囲まれたプライベート空間を作り出すことが可能です。季節ごとに異なる景色を楽しめるのも大きな魅力です。

外観や好みに合った素材を選ぶ

ウッドデッキの素材選びも重要なポイントです。素材によって、デッキの見た目やメンテナンスの手間、耐久性などが異なるので、家の外観や自分の好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。

主な素材は以下の3つがあります。

  • 天然素材
  • 樹脂デッキ
  • 複合材

天然木材は温かみのある自然な風合いが魅力ですが、定期的なメンテナンスが必要です。オイルステインや防腐剤の塗布を忘れずに行いましょう。

樹脂デッキはメンテナンスの手間が少なく、耐久性に優れています。色やデザインのバリエーションが豊富で、好みに合わせて選ぶことが可能です。

複合材は天然木材と樹脂の特徴を併せ持つ素材で、見た目の美しさと耐久性を兼ね備えています。手入れが楽なため、長く使用することが可能です。

それぞれの特徴を押さえて、自分に合った素材を選択しましょう。

ウッドデッキのある家に関するよくある質問

ここでは、ウッドデッキのある家に関するよくある質問に回答します。

  • ウッドデッキの代わりになるものはある?
  • ウッドデッキで後悔しがちな失敗事例は?
  • ウッドデッキが広すぎた場合はどのように有効活用する?

疑問の解消にお役立てください。

ウッドデッキの代わりになるものはある?

ウッドデッキの代わりに検討できる主な選択肢としては、以下が挙げられます。

  • タイルデッキ
  • ウッドデッキ風テラス
  • 縁台

耐久性が高く、メンテナンスが簡単なタイルデッキは、現代的でスタイリッシュな外観が特徴です。滑りにくいタイルを選べば、安全性も高まります。

また、ウッドデッキ風テラスは、アルミや鉄などの素材を使用しつつもウッドデッキのような見た目に仕上がっています。ウッドデッキに近い質感でありながら、耐久性が高くメンテナンスが少ない点がメリットです。

縁台はコンパクトで地面に固定されていないため、持ち運んで移動できます。DIYでも作業工程が少なく簡単に作れるでしょう。庭や縁側に設置することで、手軽に外でのんびり過ごせるスペースを作り出せます。

ウッドデッキで後悔しがちな失敗事例は?

ウッドデッキを設置して後悔するケースとして、例えば以下のものがあります。

  • 想定より狭かった
  • 日差しが強すぎたり弱すぎたりした
  • メンテナンスの負担が大きかった

ウッドデッキ設置後に、「思っていたよりも狭い」「家具を置いたら歩くスペースがほとんどない」という声は多く聞かれます。対策として、計画段階で使用目的を明確にし、十分な広さを確保することが重要です。

また、日差しが強すぎて夏場は使いにくかったり、反対に日当たりが悪くて冬は寒くて使えなかったりする問題が発生することもあります。日除けや屋根の設置を検討するか、設置場所を慎重に選ぶことが必要です。

また、木材の劣化や汚れが予想以上に早く進み、頻繁なメンテナンスが必要になることもあります。防腐処理や耐久性のある素材を選ぶことが後悔を防ぐポイントです。

よくある失敗事例を知っておき、同様のトラブルを避けましょう。

ウッドデッキが広すぎた場合はどのように有効活用する?

ウッドデッキが広すぎて使い切れないと感じる場合もありますが、その広さを有効活用する方法として以下の2つがあります。

  • ゾーニング
  • ガーデニングスペース

広いスペースを複数のエリアに分けてそれぞれ異なる用途に使う「ゾーニング」を行うことで、スペースを有効活用できます。例えば、一部をダイニングエリアにし、他をリラックススペースや子どもの遊び場にすることが考えられます。

また、ウッドデッキの一角を花壇やプランターを置くスペースにすることで、緑のある癒しの空間を作り出せるでしょう。庭とデッキの一体感も生まれます。

ウッドデッキのある家で日々の生活に彩りを

ウッドデッキのある家は多くの魅力がありますが、設置前にメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。

ウッドデッキは、子どもやペットの遊び場、家族と過ごす時間を増やす空間として非常に有用です。洗濯物を干すスペースや、リビングの延長としても役立ちます。

一方で、定期的な掃除やメンテナンスの手間がかかることや、庭のスペースが狭くなる可能性がある点はデメリットとして考慮が必要です。快適に利用するためには、設計段階で目的を明確にし、プライバシーを守るための工夫や、外観に合った素材選びが大切です。

注文住宅でおしゃれなウッドデッキを実現したい方は、TATTA!にお任せください。TATTA!では、デザイン性や機能性を考慮しながら、自由に間取りを決めることが可能です。

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