注文住宅のリビングで後悔しないためには?間取りのポイントを解説

注文住宅のリビングで後悔しないためには?間取りのポイントを解説

この記事では、注文住宅のリビングで後悔しないためにはどうすればよいのかを解説していきます。

リビングは家族全員が集まる重要な間取りであり、こだわりが強い人も少なくありません。リビングの間取りを考える際には、ポイントを適切に押さえる必要があります。要望を詰め込んだだけの間取りでは、失敗して後悔する事例もあるでしょう。

この記事では、リビングの間取りを考える上でのポイントや、おしゃれなリビングにするためのアイデアについて解説します。リビングで失敗したくない人や、こだわりのあるおしゃれなリビングにしたい人はぜひ最後までお読みください。

【この記事でわかること】

● 注文住宅のリビングの間取りで意識するポイント

● 注文住宅のおしゃれなリビングアイデア

● TATTA!が実現したリビングの施工事例

注文住宅のリビングの間取りで意識するポイント

注文住宅においてリビングは重要な間取りです。リビングの間取りを考える際には、以下のポイントを押さえることが大切です。

  • 家族の人数や用途から広さを決定する
  • ダイニング・キッチンとの位置関係を考える
  • リビング全体の雰囲気を明確にする
  • 収納の数と位置を意識する
  • 生活動線を考慮する

順番に解説していきます。

家族の人数や用途から広さを決定する

家族の人数や、リビングをどのように使いたいかという用途から広さを決定することをおすすめします。

3人家族と4人家族では、生活スペースが大きく異なります。広めに作ったリビングも、子供が成長すれば狭く感じられるでしょう。

将来狭く感じてしまう失敗を避けるためにも、家族全員が大人になったと仮定しリビングの広さを決めるのがポイントです。

また、リビングでリモートワークをしたり子供が勉強したりする場合は、その分のスペースも確保する必要があります。

家族の人数と用途に合わせてリビングの広さを決定することがポイントです。

ダイニング・キッチンとの位置関係を考える

ダイニング・キッチンとリビングの位置関係も、リビングの間取りを決めるポイントです。

キッチンからリビングが見渡せる間取りにする場合、対面キッチンをリビングの端に配置することになります。

また、キッチンから料理を並べやすいようダイニングテーブルを併設する間取りも人気です。ダイニングテーブルやキッチンからの眺めと、家事動線を重視することが大切です。

リビング全体の雰囲気を明確にする

ソファとリビングテーブル、壁紙とカーテンの色を合わせるなどリビング全体が調和するようにコーディネートすることで、リビングのコンセプトを明確にできます。

コンセプトを設けて雰囲気が統一されたリビングは飽きがこないデザインとなるため、長く住み続ける上でおすすめです。

一方で、テーブルや照明だけ異なる色の製品を選択することで、アクセントの効いたリビングにすることも可能です。

リビングの雰囲気をどのように作り上げるのかを明確にすることが重要といえます。

収納の数と位置を意識する

収納の数と位置を意識してリビングの間取りを決定しましょう。収納が多ければ、物が見えないリビングになる一方、棚やシェルフが目立つ間取りとなってしまいます。

さらに、収納する物と場所によっては生活動線が悪くなり、その結果使わない収納スペースが増えることもあります。

上記の失敗を防ぐためにも、リビングの間取りを考える場合は、何をどこに収納するのかを考えるべきです。

生活動線を考慮する

リビングの間取りを考える上では、生活動線も考慮することもポイントです。リビングから各部屋に通じる間取りやリビング階段など、家族の動線がぶつからない工夫を意識しましょう。

特に、朝の支度時には家族全員が同時に活動するため、どのような動線を描いて生活するのかをイメージすることが大切です。

注文住宅のおしゃれなリビングアイデア

ここでは注文住宅でおしゃれなリビングを実現するためのアイデアを5つ紹介します。これからリビングの間取りを考える人は参考にしてください。

  • 天井を吹き抜けにする
  • リビング階段を設置する
  • アクセントクロスでデザイン性を高める
  • 造作家具で建物との一体感を持たせる
  • ビルトインガレージと直結させて実用性を持たせる

順番に見ていきましょう。

天井を吹き抜けにする

天井を吹き抜けにするのが、リビングをおしゃれにするアイデアの1つです。

リビングの天井を吹き抜けにすることで開放的な雰囲気となります。また、天窓があれば採光も確保することが可能です。リビングの日当たりが良くない場合や、窮屈なリビングにしたくない場合は、吹き抜けがおすすめです。

また、吹き抜け上部にシーリングファンを設置することで、空気を循環させてエアコンの効率を上げられます。

リビング階段を設置する

リビング階段を設置するのもおすすめです。

リビング階段を設置することで2階に行くためには必ずリビングを通過することになります。その結果、家族とのコミュニケーションが取りやすい間取りとなるでしょう。

さらに、階段下に収納を設置したりスケルトン階段にしたりすることで、すっきりしたデザインになるなど、間取りの自由度も高まります。

家族のコミュニケーションを大事にしたい人や、効率やデザインを重視したい人に、リビング階段は向いています。

アクセントクロスでデザイン性を高める

一部の壁紙だけ色を変更するアクセントクロスは、テレビやキッチン裏など人の目が集まりやすい位置がおすすめです。意図的に視線を向けられるようになり、リビングを広く見せることが可能です。

特に、コンセプトを明確にしたリビングはアクセントクロスの効果が高まります。カラーコーディネーターのアドバイスを参考にしつつ、アクセントクロスを検討しましょう。

造作家具で建物との一体感を持たせる

ホームセンターで購入できる家具ではなく造作家具を設置することで、リビングの雰囲気を壊すことのない収納となります。例えば、テレビボードや書棚を壁一面にカスタムメイドすることで、部屋全体がすっきりと見え、美しく整理された印象を与えます。

また、建物のデザインに合わせて素材や色を選ぶことで、家具が部屋の一部のように自然に溶け込むでしょう。

造作家具は、リビングに合わせて形状や色を自由に合わせられるのでおすすめです。

ビルトインガレージと直結させて実用性を持たせる

ビルドインガレージを直結させることで、実用性が高まります。

ビルトインガレージは建物の1階部分や地下部分をガレージとした間取りのことです。車の防犯性が高く雨に濡れない特徴があります。

ビルトインガレージとリビングを直結させることで雨や雪に濡れることなく室内に入れ、利便性が高いリビングといえます。

また、ビルトインガレージとの境目をガラスにすることでリビングから車を見ながら生活するデザインも可能です。さまざまな工夫が可能となるでしょう。

TATTA!が実現したリビングの施工事例

ここでは、TATTA!が実現した施工事例を紹介します。

  • オープンキッチンで家族と料理を楽しめるリビング
  • リビング階段が目を引くカフェ風リビング
  • ウッドデッキとつながったアクセントのあるリビング

順番に見ていきましょう。

オープンキッチンで家族と料理を楽しめるリビング

こだわりいっぱいのアメリカンハウスは、カバードポーチと白い木目の外観が特徴的ですが、リビングも細部までこだわった事例です。

青い背面のアイランドキッチンとグレーを主体とした壁紙によって落ち着いた空間を実現しており、夫婦2人でリラックスできるリビングとなりました。

さらに、オープンキッチンにすることで大人2人が作業できるスペースが確保されており、料理を楽しみたいオーナーに合わせた家事動線となっています。

リビング階段が目を引くカフェ風リビング

ブルックリンスタイルの男前な家は全体的に白でまとめられたリビングが特徴の施工事例です。

リビングイン階段裏の壁紙を木目調にすることで、アクセントの効いたおしゃれなデザインとなりました。

また階段やドア、カフェ風スタイルのキッチン空間を黒に統一したり、吹き抜けによって採光を確保したりすることで、世界に1つだけのオリジナル性の高いリビングとなっています。

リビングでこだわりを存分に表現できたリビングです。

ウッドデッキとつながったアクセントのあるリビング

グレーの外壁がおしゃれな家族がくつろげるお家は、外観と内装をモダン調に統一した施工事例です。

リビングも落ち着いた色合いになっており、ウッドデッキを設置することで庭とも一体感が感じられます。

さらに、ウッドデッキとリビングの段差をなくすことでスムーズに庭へ出られ、家族全員が快適に暮らせる間取りといえます。

ほかにも、テレビ裏の壁紙を黒にすることで、目線が集中する箇所にアクセントが効いている点もポイントです。

注文住宅でポイントを意識した自分好みのリビングを作ろう

注文住宅を建てる際は、おしゃれで利便性の高いリビングを設計することが大切です。

注文住宅のリビングで失敗して後悔しないためにも、意識するポイントを踏まえて間取りを考えましょう。間取りを考える際は、家族だけではなく専門家に相談することもおすすめです。

TATTA!は、これまでの施工事例を紹介しながら、お客様に合ったリビングを提案しています。これから注文住宅を建てる上で、こだわりを実現したおしゃれなリビングを作りたい人は、TATTA!へお問い合わせください。

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