注文住宅の打ち合わせのコツや注意点は?契約前から引き渡しまでの回数も
契約前から引き渡しまでの回数も
この記事では、注文住宅における打ち合わせのコツや注意点などを解説します。
注文住宅を建てるためには、ハウスメーカーの担当者や設計士と、何回か打ち合わせする必要があります。
万が一、打ち合わせを綿密に行わないと、家が完成してから「思っていたイメージと異なっていた」「依頼していた内容と相違が生じていた」など「言った・言わない」のトラブルに発展するケースもゼロではありません。
したがって、打ち合わせは自分が納得いくまで丁寧に行う必要があります。
この記事でわかること】
● 注文住宅の打ち合わせをする際のコツや注意点
● 注文住宅の打ち合わせの流れや回数
注文住宅における打ち合わせのコツや注意点
この章では、注文住宅における打ち合わせのコツや注意点を解説します。
- 事前準備をしてから打ち合わせに臨む
- 最初は担当者から話してもらう
- スケジュールに余裕を持たせる
- 担当者と具体的なイメージを共有する
- 打ち合わせ時の記録・録音を残す
- 不明点は理解できるまで質問する
順番に見ていきましょう。
事前準備をしてから打ち合わせに臨む
打ち合わせの前には、知りたいことや不安な点などをまとめるなど、事前準備が重要です。
打ち合わせは担当者からの提案を聞くだけでなく、打ち合わせ終了後に決定事項や次回に確認する内容も明確にしておきましょう。
事前準備を怠った状態で打ち合わせに臨んだ場合、担当者と認識の齟齬が生じるおそれもあるため注意が必要です。
最初は担当者から話してもらう
ハウスメーカーと打ち合わせする際には、担当者の提案を先に聞きその上で要望を伝えるようにしましょう。
そうすることで、ハウスメーカーが得意な技術やポイントを理解できるだけではなく、自身の要望に合致しているかも把握できます。
スケジュールに余裕を持たせる
打ち合わせに備えて、スケジュールに余裕を持つことも重要です。
平日に仕事がある場合は、土日にハウスメーカーと打ち合わせすることになるので、それ以外の用事を考慮すると、余裕をもって早めに依頼することが重要です。
また、打ち合わせは1回では終わらないため、初回の打ち合わせが終わった時点で次回以降の予定もある程度決めておくことをおすすめします。
担当者と具体的なイメージを共有する
打ち合わせの際は、要望や条件は隠さずに、なるべく具体的に担当者へ伝えましょう。打ち合わせをしたものの、何も進展しないのであれば時間が無駄になってしまいます。
具体的なイメージを共有することで担当者の理解が深まり、有意義な打ち合わせができます。
打ち合わせ時の記録・録音を残す
打ち合わせ内容は、記録し録音することがおすすめです。担当者ができると言ったことが、後からできないと分かった場合、大きな損害を被ることがあります。
「言った・言わない」のトラブルにならないためにも、打ち合わせを記録し録音することをおすすめします。
また、記録と録音は担当者に許可を取ることが重要です。そうすることで、担当者が積極的に提案しやすい環境になり、より内容の濃い打ち合わせが実現できるでしょう。
不明点は理解できるまで質問する
不明点を残したまま打ち合わせが進行すると、聞くタイミングを逃してしまうことにもなります。そのような失敗をしないためにも、不明点や不安点があればすぐに質問しましょう。
注文住宅における打ち合わせの流れや回数
ここでは、注文住宅における打ち合わせの流れや回数を解説します。合わせて、打ち合わせ時に聞くこと・やることも紹介するので見ていきましょう。
流れ | 打ち合わせ回数 | 聞くこと・やること |
契約前~施工 | 8~12回 |
● 不明点を聞く ● 不安点を解消する ● 信頼できる担当者か判断する ● 理想の間取りや外観を設計する |
建築中 | 2~3回 |
● 問題なく建築できているか現地を確認する ● トラブルがあった場合はすぐに打ち合わせし改善する |
完成~引き渡し | 1~2回 | ● 打ち合わせ通りの内容か細かくチェックする |
ここからは、それぞれの流れごとに回数や聞くこと・やることをさらに詳しく解説していきます。
契約前~施工
契約前はハウスメーカーの選定、契約から施工するまでは理想の間取りや外観の設計などが打ち合わせ内容となります。打ち合わせの回数は、8〜12回が目安です。
また、どの打ち合わせでも不明点があればすぐに質問し、不安があれば解消しましょう。
建築中
建築がスタートすると打ち合わせの頻度は少なくなるので、時間を見つけて建築現場を確認することが重要です。建築中の打ち合わせ回数は、2〜3回が目安です。
その際に、職人の対応や建材で気になる部分があれば、すぐに担当者へ連絡することをおすすめします。
完成~引き渡し
注文住宅が完成した後は、合意した設計計画通りの家になっているかを細かくチェックしましょう。打ち合わせの回数は、1〜2回が目安です。
注文住宅の打ち合わせに関するよくある質問
最後に、注文住宅の打ち合わせに関するよくある質問を紹介します。
- 注文住宅の打ち合わせに疲れたらどうすればいい?
- 注文住宅の打ち合わせが思うように進まないときの対処法は?
- 注文住宅の間取りが変更できるのはいつまで?
注文住宅の打ち合わせに疲れたらどうすればいい?
家づくりの打ち合わせは毎週連続で行うことが多いため、疲れてしまうこともあります。
その場合は、少し期間を空けるとよいでしょう。
また、オンラインの面談に切り替えることも効果的です。
注文住宅の打ち合わせが思うように進まないときの対処法は?
打ち合わせが進まない場合に考えられる原因として、担当者との相性や要望が伝わっていないことが考えられます。
その場合は担当者を変更し、仕切り直すことでスムーズに進行できます。
注文住宅の間取りが変更できるのはいつまで?
間取り変更ができるのは契約の締結までですが、着工の時期との兼ね合いがあります。
そのため、いつまで間取り変更できるのかは、担当者に細かく確認することが重要です。
注文住宅の打ち合わせはコツを押さえて進めよう
注文住宅の打ち合わせは、各ステップ全ての工程を合わせると10回以上となり、1つひとつの打ち合わせが非常に重要となります。
そのため、有意義に打ち合わせするためにも、コツをしっかりと押さえることが重要です。
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