新築入居前に掃除は必要?場所ごとのやることリストを紹介
この記事では、新築入居前に掃除は必要かどうかを解説します。
新築はまだ誰も住んでいないため、掃除の必要はないと考えている人は多くいるでしょう。確かに、設備やフローリング、クロスなどのアイテムが新品であることは間違いありません。しかし、まだ誰も使用していない新しい状態だからこそ、掃除が必要といえます。
この記事では、新築入居前に掃除が必要な理由とあわせて、場所ごとにやるべき箇所を解説します。入居後の掃除がラクになる家づくりのポイントもお伝えするので、これから家づくりをしようと考えている人はこの記事を参考にしてください。
【この記事でわかること】
● 新築入居前なのに掃除が必要な理由
● 【場所別】新築入居前の掃除でやることリスト
● 新築入居後の掃除をラクにする家づくりのポイント
新築入居前なのに掃除が必要な理由
新築住宅は完成時にクリーニングが行われますが、入居前でも掃除が必要な場合があります。ここでは、新築入居前なのに掃除が必要な理由について解説します。
- 完成時のクリーニングから期間が経っているため
- 目に付きにくい箇所にホコリが溜まっているため
- 内装の傷や設備の不具合などを確認するため
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完成時のクリーニングから期間が経っているため
新築住宅は完成時に清掃済みですが、入居までに期間が空く場合は掃除をおすすめします。
なぜなら、点検などによる人の出入りで砂埃が舞い、建材から出る微細な粉塵も時間をかけて床や棚に降り積もるからです。
また、締め切り状態が続くと湿気や特有の臭いがこもる原因にもなります。
「新品=きれい」と過信せず、入居前に一度、棚や床を軽く拭き上げることで、より清々しく新生活をスタートできるでしょう。
目に付きにくい箇所にホコリが溜まっているため
新築住宅は、一見きれいに見えても目に付きにくい場所にホコリが溜まっています。
完成時のクリーニングでは床や壁など目立つ部分が中心となり、収納内部の奥や棚の上や洗面台まわりなどのホコリは見落としがちです。
放置したまま入居すると、荷物を入れた際にホコリが舞い、掃除の手間が増える原因になります。気持ちよく新生活を始めるためにも、入居前に細部まで確認し、簡単に掃除をしておきましょう。
内装の傷や設備の不具合などを確認するため
新築住宅でも、入居前に一度掃除をしておくことには大きな意味があります。掃除をしながら室内を見て回ることで、内装の傷や設備の不具合に気付きやすくなるからです。
床や壁を拭いたり、収納の中を確認したりするうちに、クロスの汚れや小さなキズ、建具の建て付けの違和感が見つかることもあります。
入居後に気付くと、生活をしながら補修対応をする必要が出てくるため、手間に感じる場合も少なくありません。掃除を兼ねながら最終チェックを行い、気になる点が見つかったら早めに施工会社へ伝えておきましょう。
【場所別】新築入居前の掃除でやることリスト
ここでは、場所別に新築入居前の掃除でやることリストについて解説します。
- キッチンの掃除
- トイレの掃除
- お風呂の掃除
- エアコンの掃除
- 床・壁・天井の掃除
- 害虫対策
- その他
新築入居前の掃除は、場所ごとにポイントを押さえて行うことが重要です。キッチンやトイレ、お風呂など設備ごとに確認がてら清掃を行うことで、入居後も安心して快適な新生活を始められるでしょう。
キッチンの掃除
新築入居前のキッチン掃除では汚れを落とすだけでなく、設備の動作確認もあわせて行うことが大切です。掃除する際は主に以下の点に注意してください。
- 水道の水・お湯が出るか、排水管からの漏水がないか
- 給湯器は問題なく稼働するか
- レンジフードの稼働状態は問題ないか
まず、水道から水やお湯が正常に出るか、シンク下の排水管に漏水がないかを確認しましょう。次に、給湯器が問題なく作動するかをチェックし、温度調整に不具合がないかも見ておきます。レンジフードや換気扇が正常に動くかも確認してください。
掃除が終わったら換気扇フィルターを設置します。入居前に細かく確認しておくことで安心してキッチンを使えるでしょう。
トイレの掃除
新築入居前のトイレ掃除では室内を清潔にするだけでなく、設備が正常に使えるかの確認も欠かせません。特に注意したい点は以下のとおりです。
- 水の流れ・ウォッシュレットは問題なく稼働するか
- トイレ用換気扇は稼働するか
- 収納棚や床に細かい汚れやホコリがないか
まず、レバー(ボタン)操作で水がスムーズに流れるか、ウォシュレットが問題なく作動するかをチェックしましょう。トイレ用換気扇がきちんと回るかも確認しておくと安心です。
便器まわりだけでなく、収納棚や床、隅の部分に細かな汚れやホコリが溜まっていないかも見ておきましょう。入居前にチェックしておけば、問題なくトイレを使用できるでしょう。
お風呂の掃除
新築入居前のお風呂掃除では、清潔さの確認とあわせて設備の動作チェックも行いましょう。確認したいポイントは以下のとおりです。
- 排水口・エプロン(バスタブのカバーのこと)の内部にカビや汚れがないか
- 浴室換気扇が問題なく稼働するか
- 給湯設備を運転して換気・暖房・乾燥などのオプション機能が全て稼働するか
- 水・お湯の出に問題ないか
まず、排水口やエプロン内部に汚れやカビがないかを確認します。見えにくい部分ほど、入居前に確認しておくと安心です。
次に、浴室換気扇が正常に作動するかをチェックし、換気・暖房・乾燥などの機能がすべて使えるか試しておきましょう。水やお湯の出に問題がないかも確認が必要です。
掃除や点検の際は換気扇を回して一定時間換気を行い、湿気をこもらせないようにすると、カビの発生を抑えられます。
エアコンの掃除
エアコン掃除では、汚れの確認と動作チェックをあわせて行います。
確認するポイントは以下のとおりです。
- 冷房・暖房とも問題なく稼働するか
- 運転時に異音・異臭がないか
- 室外機に異音・異臭がないか
- 室外機からの排水量に問題はないか
- フィルターを外した際にホコリがないか(ある場合は掃除機や水洗いで清掃)
最初に冷房・暖房ともに正常に運転するかを確認し、作動中に異音や異臭がしないかをチェックします。室外機から異音や異臭がないか、排水量に問題がないかも見ておくのもおすすめです。
フィルターを外した際にホコリが付着している場合は、掃除機や水洗いで清掃しておきます。夏や冬など使用頻度が高い時期は入居後に掃除の時間を確保しにくくなるため、入居前のタイミングでしっかり確認・清掃しておくとよいでしょう。
床・壁・天井の掃除
新築入居前の掃除では床・壁・天井も掃除しておきます。
掃除する際のポイントは以下のとおりです。
- 天井の掃除は、はたきなどで軽くホコリを落とす
- 壁の掃除は布で優しく拭き取る
- 床の掃除は掃除機で全体のホコリや砂を吸い取る
掃除は「上から下」が基本となるので、まずは天井や照明まわりのホコリをはたきなどで落としましょう。次に壁や建具、窓枠などが汚れていたら布で優しく拭き取ります。
最後に床を掃除すると、汚れを残しにくくなります。順番を守って掃除を進めることで無駄な手間を減らし、気持ちよく入居の準備を整えられるでしょう。
害虫対策
害虫・害獣対策は、エリアや場所によって必要に応じて実行することを推奨します。新築入居前の害虫・害獣対策で押さえておきたいポイントは、主に以下の通りです。
- 家具やカーテン、生活用品がない新築入居前に害虫・害獣侵入防止用の燻煙剤を撒く
- エアコンのドレンホースに害虫侵入防止ネットをセットする
燻煙剤使用後は、30分〜1時間程度は窓を開けて換気してください。フローリングや畳、壁クロスは雑巾で拭いておきましょう。
その他
その他、新築入居前の掃除時にやっておきたい汚れ防止対策としては、以下の4点があります。
- 吸気口・換気扇にフィルターを取り付ける
- コンロとキッチン天板との隙間、便器と床クッションフロアの隙間などに隙間ガードを設置する
- キッチン・お風呂などの水回りのコーキング部にマスキングテープを貼る
- お風呂・洗面所にカビ防止剤を置く
特に、使用頻度が高い設備や水回りには、入居前の汚れ・カビ予防策が有効です。
新築入居後の掃除をラクにする家づくりのポイント
ここでは、入居後の掃除がラクになる家づくりのポイントを解説します。
- コンセントの配置を工夫する
- 床の段差を少なくする
- 通風を意識する
上記3点のポイントを順に見ていきましょう。
コンセントの配置を考慮する
まず挙げられるのが、適切な場所にコンセントを配置することです。具体的には、以下の場所にコンセントを設置すると掃除がしやすくなるでしょう。
- 廊下や階段まわり
- リビングの出入口付近
- 収納内(掃除機の充電用)など
上記のように、掃除の頻度が高い場所にコンセントがあると便利です。
なお、現在は充電式のコードレス掃除機が主流ですが、出力が大きいコード式掃除機を好んで使う人も少なくありません。その場合、コンセントの数が少ないと掃除しにくいだけでなく、ゴミやホコリを取りきれずにストレスの原因になるでしょう。
掃除だけに限らず、入居後の生活を効率的に過ごすためにはコンセントの数と位置が重要です。設計士やインテリアコーディネーターとしっかり相談して、計画しましょう。
なるべく床の段差を減らす
段差にはゴミやホコリが溜まりやすく、流行りのお掃除ロボットも段差があるとスムーズに機能しません。バリアフリーの観点からも、なるべく段差がない住宅にすると生活が便利になります。
また、LDKに引き戸を設置する場合も、床はフラットなフローリングにして上吊りのレール式を採用することがおすすめです。
ただし、レールの隅にはゴミやホコリが溜まりやすいことを覚えておきましょう。
通風を意識する
近年、建物には換気性よりも気密性や断熱性が重視される傾向にあります。しかし、換気が悪い状態が継続すると、結露を引き起こして健康にも被害を及ぼすおそれがあります。
現在は、建築基準法によって24時間換気が義務付けられていますが、新築時には空調システムを利用して空気の循環を図るなどの工夫をしてみてください。
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実際に、掃除のしやすい家づくりとして以下のような施工実績もございます。

※出典:湯河原町 物をスッキリ収納できる家事ラクなお家|建築事例|TATTA!
階段下や2階ホールなどのデッドスペースを巧みに活用。季節用品やかさばる衣装ケースもすっきり収まる大容量収納を実現しました。
見どころは「家事動線」と「家族のつながり」です。 対面キッチンとリビング階段を採用したLDKは、料理中もお子様の様子が見守れ、会話が自然と弾む空間に仕上がりました。キッチンはパントリーを併設し、最小限の動きで作業が完結するよう工夫されています。
また、LDKに続く和室は普段はお子様の遊び場、扉を閉めれば客間として使える万能空間です。
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新築入居前の掃除に関するよくある質問
ここでは、新築入居前の掃除に関してよくある質問に回答します。
- 新築の掃除はハウスクリーニング業者に依頼したほうが良い?
- 新築入居前の掃除で役立つグッズは?
- 新築入居前に掃除しないとどうなる?
新築の掃除はハウスクリーニング業者に依頼したほうが良い?
新築入居前の掃除をクリーニング業者に依頼した場合でも、入居前に一度は自分で掃除することをおすすめします。納得できる十分な換気と各設備や部屋の不備チェックは、自分で実行する必要があるからです。
新築入居前にしっかり掃除すれば換気や不備(水回りの漏れ・建具の開閉・キズや汚れなど)の確認も同時に行えるため、ぜひ自分で掃除するようにしてください。
新築入居前の掃除で役立つグッズは?
新築入居前の掃除に役立つアイテムを以下にリストアップしました。
- ゴム手袋
- フロアワイパー
- 掃除機・雑巾・タオル
- ドライシート・ウェットシート
- スリッパ
- 浴槽用スポンジ
- トイレ用ブラシ
- 中性洗剤
- 防カビ剤・燻煙剤
入居後にも使用できるアイテムがほとんどであり、揃えておいても無駄にはなりません。自分に必要なものを準備しましょう。
新築入居前に掃除しないとどうなる?
新築入居前に掃除しないで放置した場合には、以下のようなリスクがあります。
- 工事の不具合や不備があっても発見できない
- シックハウス症候群などの健康被害を及ぼすおそれがある
- ゴミやホコリが溜まる場所が固定化して掃除しても簡単に取れなくなる
「シックハウス症候群」とは、室内にこもった有害物質や汚れた空気を吸い込むことで、頭痛やめまい、倦怠感などの体調不良が現れる状態を指します。掃除の際に換気をすることで屋外に化学物質を排出できるため、家の中の空気を清浄にすることが可能です。
また、居住していなくてもホコリや細かい塵は溜まるので、新築後に住まない期間がある場合でも定期的に掃除や換気することをおすすめします。
新築入居前でもなるべく掃除を徹底しよう
この記事では、新築入居前の掃除について解説しました。
入居後を快適に過ごすためにも、新築入居前に一度は自分で掃除をしましょう。
実際に入居して生活が始まると、なかなか掃除しにくい場所やどうしてもホコリが溜まるところなどが出てきます。また、お風呂やキッチンなどの水回りには、丹念に拭き取ったつもりでも湿気が残って黒カビや白い水垢が発生する場合があります。
こうしたカビやしつこい汚れは、事前の建築計画時に防止アイテムを設置して軽減できる場合が少なくありません。新しい家で本格的に新生活を始める前に、一度徹底して掃除をしておきましょう。
ワンプライスで自由設計の家を提供しているTATTA!では、新築前のお役立ちアイテムや入居後のメンテナンスについても気軽に相談できます。
ぜひ、お近くの店舗・モデルルームに足を運んで相談してみてください。




































































































