土地探しのコツ3選!方法や土地選びのチェックポイントも解説

土地探しのコツ3選!
方法や土地選びのチェックポイントも解説

この記事では、土地探しのコツ3選や、方法、チェックポイントなどを解説します。

注文住宅を建てる多くの人が土地を探すことになり、どのような土地を購入すれば、失敗せず理想の家を建てられるのでしょうか。

不動産の購入において注文住宅が最も難しいといわれる理由として、土地探しが難しい点が挙げられます。

土地探しをこれから検討する人や悩んでいる人は、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること】

● 土地探しのコツ

● 土地探しの基礎知識

● 土地を探す方法

土地探しの前に把握すべきこと

土地を闇雲に探しても、何が良くて何が悪いのか判断がつかないことが少なくありません。

そのため、土地探しの前にこの章で解説するポイントを把握しましょう。

  • 予算
  • 条件の優先順位
  • 希望する地域

順番に解説していきます。

予算

予算を立てるコツとして、土地だけではなくm家づくり全体の予算を先に立てることが重要です。なぜなら、建物にかかる費用は建築するハウスメーカーによって大きく変わるからです。

そのため、先に土地を決めてしまうと後から予算を大きく超えるおそれがあります。

条件の優先順位

家づくりの条件を整理し、優先順位をつけることで、「良い土地」の定義が明確になります。

まずは家族間で条件を確認し、その上で優先順位の高い条件を洗い出しましょう。

希望する地域

希望する地域が、どの辺りになるのかを事前に把握することも重要です。

例えば、同じ浜松市であっても、浜松駅と舞阪駅では土地の相場は大きく変わります。

そのため、まずは希望する地域を決め、それに合わせた資金計画を立案しましょう。

土地探しのコツ3選

この章では、土地探しのコツを3つ、解説します。

  • 土地に関する最低限の知識を身につける
  • ライフステージに合わせて暮らしをイメージする
  • 現地に出向いて自分の目で確かめる
  • 理想の暮らしから希望条件を整理する

順番に解説していきます。

土地に関する最低限の知識を身につける

土地探しでは、必ず最低限の知識を身につけておきましょう。例えば、よく目にする専門用語の意味などが挙げられます。

最低限知っておくべき知識の詳細は、後ほど詳しく解説します。

ライフステージに合わせて暮らしをイメージする

ライフステージに合わせて暮らしをイメージしながら、土地を探すことも重要です。

たとえば、家づくりをスタートした時点で子どもが産まれたとしても、数年後には保育園児となり、その後は小学生となります。そのため、どこかのタイミングで自室を用意する必要があります。また、同居する計画などがある場合は和室を用意しておくと便利です。

このように、ライフステージの変化に対応できるように将来の暮らしをイメージすることが重要です。

現地に出向いて自分の目で確かめる

土地は、インターネットの情報や物件資料だけでは分からないことが多く、実際に現地に出向いて周辺環境などをチェックしましょう。

ただし、現地を見ても気づかないようなポイントも多いため、なるべく不動産会社やハウスメーカーの担当者と一緒に出向けるように、予定を調整しましょう。

理想の暮らしから希望条件を整理する

どのような暮らしを理想とするのかを家族で話し合い、実現できる土地を探すことは非常に重要です。

このように、理想から現実を振り返ることで希望条件が整理され、優先順位をつけられます。

土地に関する基礎知識

この章では、土地に関する基礎知識を解説します。

土地の物件資料やインターネットの情報を見ると、専門的なワードを目にすることになります。

こういった専門用語には土地を探す上で非常に重要な項目も含まれるため、正しく理解する必要があるでしょう。

  • 中地と角地
  • 建ぺい率と容積率
  • 用途地域
  • 建築制限

ここでは、上記4点の基礎知識を見ていきましょう。

中地と角地

「中地」とは建物と建物の間にあり、道路に1面しか接道していない土地です。

一方、「角地」とは2面以上道路に接道している土地のことで、中地よりも駐車計画や間取りの設計がしやすく、採光も取りやすい土地といえます。

ただし、角地は中地よりも資産価値が高くなるため売買代金も高くなることが多く、さらに道路ではなく川や崖に面している場合も角地の表記になります。

そのため、現地を確認しながら総額がイメージ通りになるか、事前にしっかりとチェックする必要があるでしょう。

建ぺい率と容積率

「建ぺい率」とは土地の大きさに対する建築面積の割合のことで、容積率とは延床面積の割合となります。

建ぺい率と容積率はエリアによって定められており、たとえば建ぺい率60%、容積率200%のエリアで50坪の土地の場合、建築面積は30坪、延床面積は100坪以内になります。

建築したい建物が建てられるかどうかを判断する重要な指標となるため、チェックすべき項目といえるでしょう。

用途地域

用途地域は、主に市街化区域に設定される地域のことで、13種類に分けられます。

それぞれ住居系、商業系、工業系と建物の用途によって建築可能な建物が分類されるため、希望エリアがどのような用途地域に属しているのかは非常に重要です。

たとえば、静かなエリアを希望していたとしても、商業系や工業系では後からスーパーや工場が建築される可能性があります。

そのため、イメージ通りの家を建てるためにも希望エリアで用途地域をチェックすることは重要です。

建築制限

建物は建築基準法により様々な制限があり、代表的な制限には「道路斜線」「隣地斜線」「北側斜線」「日影斜線」「壁面後退」「絶対高さ」があります。

どの制限も非常に専門性が高いため細かく知る必要はありませんが、ハウスメーカーが提示する建物プランには大きな影響を与えます。

そのため、物件資料と現地で問題ないと思っていても希望の建物が建てられないというケースもあるため、注意が必要です。

土地を探す方法

これまでは、土地探しの進め方や基礎知識について解説しましたが、この章では土地を具体的に探す方法について解説します。

  • 希望のエリアに足を運んで探す
  • インターネットや情報誌で探す
  • 土地検索サイトを利用する
  • 不動産会社に依頼する

それぞれの探し方に特徴があるため、しっかりポイントを押さえましょう。

希望のエリアに足を運んで探す

希望のエリアに直接行き、空き地や空き家を見つける探し方は、現地確認が同時にできる点がメリットです。

一方、非常に手間がかかる上に、空き地や空き家を見つけた場合でも売っているのかどうか分からないことが多くあります。

そのため、希望エリアが仕事帰りに寄れる場所や、近所の場合などにおすすめの方法といえます。

インターネットや情報誌で探す

各不動産会社やハウスメーカーが公開しているホームページや情報誌などで土地を探すことも手段の1つです。なお、情報誌は一般的に地方紙に掲載されている土地情報を指します。

どちらも新着の物件が優先的に掲載されるため、世間にまだ出ていない物件を見つけたい場合に有効な方法といえます。

土地検索サイトを利用する

土地を探す上で最も使われるのが、土地検索サイトの利用です。

希望条件を登録でき、新着物件が公開されるとメールで知らせてくれるため、非常に便利です。

不動産会社に依頼する

土地検索サイトは非常に多くの情報を取り扱っていますが、売主の都合で掲載していない物件もあります。そのような情報も含めて入手したい場合は、不動産会社に依頼しましょう。

希望条件を細かく担当者に伝えることで、より精度の高い情報を入手できます。

ただし、担当者から営業の電話を多く受けることにもなるため、希望の連絡手段と時間帯は必ず伝えることをおすすめします。

施工会社やハウスメーカーに依頼する

施工会社やハウスメーカーに土地探しを依頼することもできますが、多くの場合はそのまま提携している不動産会社に依頼することになります。

不動産会社に土地探しを依頼している場合は、同じ情報を提案される可能性もあります。

ただし、ハウスメーカーが独自に取り扱っている土地はこのルートでしか入手できないため、情報を漏れなく入手するためにも、施工会社とハウスメーカーに土地探しを依頼しましょう。

土地を選ぶ際のチェックポイント

ここでは、土地を選ぶ際に重要となるチェックポイントを解説します。

  • 立地が良いか
  • 高低差がないか
  • 土地の境界線が明確か
  • 災害のリスクが高くないか

順番に見ていきましょう。

立地が良いか

立地は。駅近や学校までの距離などが総合的に判断され、良し悪しが決まります。そのため、どのような土地であれば立地が良いのかを、あらかじめ確認しておくことが重要です。

高低差がないか

敷地内や土地の周辺に高低差がある場合、造成費が非常に高くなります。また、相場よりも売買代金が安い土地は、後から造成費が高くなるケースが多いので注意が必要です。

土地の境界線が明確か

土地の杭が全てあり、隣地や道路との境界線が明確になっている土地は、確定測量が完了している可能性が高いのでおすすめです。

また、現地で隣地の木や塀が越境していないかも、杭があればチェックできるでしょう。

災害のリスクが高くないか

災害のリスクを考慮することも、土地を選ぶ際に重要です。

各市区町村ではハザードマップを公開しており、土地の契約時には水防法に関連するハザードマップの有無を説明する法令義務があります。

そのため、土地契約時には災害のリスクについて把握できるものの、あらかじめ土地探しのときに調べておくことで、契約時のトラブルを未然に防げます。

土地探しのコツを押さえて良い土地を見つけよう

家づくりをスムーズに進めるためには、良い土地を見つける必要があります。そのためにも、土地探しのコツや基礎知識、チェックポイントを知っておくことが重要です。

※参考:家づくり相談会|浜松で注文住宅ならTATTA!|神奈川・岐阜・愛知でもワンプライス×注文住宅

TATTA!では、家づくりのプランだけではなく、お客様の希望条件に合った土地探しも提案いたします。お客様に寄り添って相談を承りますので、ぜひ一度TATTA!にご相談ください。

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